11月のお気に入り、「ガメラ2」にするつもりで準備をしかけていたのですが、結局まとまらなくて、時間切れでアウト。仕方がないので、先日来ブログに書いていた記事をまとめて、「三国志孔明伝」というゲームについて書くことにしました。
いつもながらの綱渡り&お手軽更新で、申し訳ありません。
当時、プレイレポートという形で、ゲームの進捗状況を何回かに分けてアップしていました。今回は、そのレポートをちょっとだけ加筆修正しながら、なるべく当時の臨場感を損なわないようにまとめてみようと思います。
●「三国志孔明伝」やってます!(8月11日)
ず〜〜っと調子悪くて眠っていたセガサターンが、ダンナがなにやらいじくったおかげで(?)起動するようになりました! で、さっそく、前から「もう一度やりた〜〜い!」と思っていた「三国志孔明伝」を引っ張り出してやっています。
これは、シュミレーションとRPGが一緒になったようなゲームで(光栄は「レコエイション」とか名前付けてましたが)、大筋はなかなか史実に(っつーか演義に)忠実に作ってあって、登場人物もみんなそれなりに存在感があって、かなり面白いんです。
そして、何より(ここ重要!)、顔グラがかっこいいんですよ〜〜♪
孔明さまは、若い時から壮年期まで、3種類くらい変わったんじゃないでしょうか。あとの人たちは、ほぼ1種類だけど……。趙雲はヒゲありだけど、めっちゃ渋くてかっこいい! 関平もステキ。馬謖と陸遜がけっこうヤバイ(笑)。
馬謖は、あんまりいい男だったから、街亭で死なないようにがんばっちゃいました。もちろん処刑もしませんでしたよ。(本当は、街亭の後で馬謖を断罪すると、ほかのキャラのレベルが上がるらしいんですが……。あのイケメンを見ていると、とても処刑なんてできないわっ)
ところで、何で今さら「孔明伝」なのかといいますとですね、普通にプレーすると、絶対に麦城で関羽が死んでしまうんですよ。もちろん関平も、周倉も。
何とか助ける方法はないものだろうかと、さんざんやってみたんですが、どうしてもダメ。
ところが、息子が「関羽を死なせない方法がある」という情報をネットで調べてきて、今度は絶対死なせないでクリアしたい、とずっと思い続けていたというわけです。
そんなこんなで、ただ今慎重にプレイ中。
もうすぐ問題の麦城です。今度こそ、関羽や関平を救出することができるか? がんばります〜〜。
●関平ちゃん、死なないで!(8月14日)
さてさて、昨日の日曜日、手が空いたらテレビの前に座って、一日中「三国志孔明伝」をプレイしていました。
息子ときたら、ご指南役よろしく、ずっと攻略本片手に横に張り付いて「あーでもない、こーでもない」と指示してくれるんですよ。本当なら、「こんなことしてる場合じゃないでしょ、勉強してきなさい!」と言わねばならない立場なのですが、ここは何が何でも、関羽と関平の親子が麦城で戦死するのを阻止しなくてはならない――という苦渋の決断(うそうそ)。
そして、ついに! とうとう、やりました〜〜!
無事に救出しましたよ! 関羽、関平、さらに周倉まで。
さらに、関羽救出の前提条件として、本来は益州攻略戦で戦死するはずのホウ統も無事に生き残っている、といううれしいおまけまでついちゃってるし。
逆に言うと、ホウ統が生きているという状態でしか、関羽たちは救えないということで、これがけっこう難しいんですよね〜〜。
何はともあれ、よかった、よかった。
ここで生き残っても、結局関羽は、ストーリー上すぐに使えなくなってしまうんだけれど、生きててくれてるだけでうれしいんだもん。もちろん関平は、たっぷり愛情を込めて育てるつもり。うふふ……♪
関興よりも、関索よりも、やっぱり関平ちゃんでしょう!
※「麦城で関羽を死なせずにクリアする方法」については、最後で詳しく伝授します。
●泣いて馬謖を斬りました(T_T)(8月22日)
さて、ようやくのことで麦城から、見事に関羽・関平・周倉を助け出し(うれしくって踊りましたね……笑)、夷陵の敗戦もなく(ステージがひとつ飛びます)、めでたしめでたし。
それでも、その後すぐに劉備は死んでしまいますし、関羽・張飛・黄忠も引退してしまいます。
いよいよここからが、孔明の一人舞台となるわけですが、ホウ統が生きていてくれたので、軍師が2人いることになり、この後の戦いはかなり楽になります。
そして、次のシナリオの分かれ目は、いよいよ街亭。
もちろん厳しいステージですが、戦い方によっては、無事に街亭を守りきり(敵部隊を全滅させなければなりません)、勝利することも十分可能です。前もって、王平と馬謖の能力を鍛えておくと安心。
実は、私が今までやった限りでは、一度も負けたことがありませんでした。前にも書きましたが、馬謖の顔グラがすごくステキで(笑)、何としても助けたくて、殺すのにしのびなかったからです。
ところが、今回も例によって息子が、おいしい情報を入手してきました。いわく「街亭で負けて、その後馬謖を斬ったら、味方全員のレベルが5上がるらしい」というもの。
へえ〜〜、それはおいしいじゃん♪と、すぐに乗り気になってしまう私。
街亭から後は、姜維が話の進行役になるため、馬謖を生かしておいても、はっきり言って何の役にも立ってくれないんですよね(爆)。イベントもなく、鍛えてもあまり鍛え甲斐がないし……。そんなわけで、今回はわざと負けて馬謖を斬ることにしました。
おお〜〜。見たことない展開だ。ムービーもあるのね。
おまけに、漢中撤退戦というおまけステージまであるし(少しでも経験値かせぎたいですから)。2連戦の後、武将の情報を見てみると、確かにみんなレベルが5ずつ上がっています!
すごい! 一人のレベルを1上げるだけでも、そりゃもう大変なのに。
……何ておいしいんだっ♪
てことで、やっぱり馬謖くんには、死んでみんなの役に立っていただくのが一番だということが判明しました。もしかすると彼って、このゲームで一番役に立つキャラかもしれません……(むごいわ)。
●ついに、ゲームクリア!(9月4日)
終わりました〜〜! ……ようやく。
ついさっき、最終ステージまでクリア。司馬懿を倒し、幽閉されていた献帝を帝位に復し、天下平定を成し遂げました。
呉とは最終的に同盟を結び直し、孫権はそのまま呉王として、また劉禅は漢中王として献帝を支えるということで、一件落着。孔明は、漢の丞相として国家の柱石となり、三国の武将たちもそれぞれの地位に着いて、天下は治まり、めでたしめでたし……というエンディングでした。
そう、これこそ劉備が、そして孔明が願った、天下統一の理想的な姿だったんでしょうね。結局果たすことができなかった大いなる夢、熱き理想。そう思うと、思わず胸に熱いものが……。
それにしても、結局、魏ひとりが悪者ってことで、曹操や司馬懿ファンには納得できない結末かもしれません。だけどまあ、蜀すなわち劉備や孔明を主人公にもってくると、こういう展開にならざるをえないんでしょう。呉とはまだ妥協点があるとしても、魏(曹操→司馬懿)は蜀にとって、あくまでも倒すべき敵であり、敵ならばより強大な方が倒し甲斐があるというものですから。
ところで、以前にやった時は、北伐以降の話がもっと長かったような気がしていたんですが、今回はけっこうすんなり行きすぎちゃったような気が……。というのも、こちらがあまりにも強すぎたせいかもしれません。ほとんど痛い目を見ることなく、最終ステージまでさくさくクリアすることができましたし。
やっぱり攻略本の力は偉大なんですねえ。一騎打ちイベントとか(これをやると、負けない限りレベルが1上がります)攻略本なしでは、誰と誰をぶつけたらいいかとかまったく分かりませんから。
おかげさまで、うちの趙雲さまは、ひとりだけ別世界のような強さですよ。HPとか1000超えてるし。もちろん、愛情もそれなりに入ってますが(笑)。
それにも増して、今回は馬謖を斬ったのが大きかったですね。全員レベルが5ずつアップなんて、信じられないおいしいイベント!
てなわけで、ブログに載せた途中経過を見てみると、われながら久々にはまってしまったゲームだということがわかりますね(笑)。ロープレとシュミレーションの面白さをうまく融合させてあったのがツボでした。
主人公はあくまでも孔明なので、劉備や関羽、張飛の扱いが小さくなってしまうのは、いたし方のないところでしょうか。曹操よりも司馬懿の方が敵として大きいですし(つーか、司馬懿はラスボス)。
たくさんの武将が登場しますが、何といっても使いやすいのは趙雲です。使えば使うほど、どんどんレベルアップして強くなっていってくれますし、最初から最後まで通して使える、っていうのが一番うれしいですね。
何しろ、せっかく鍛えてレベルを上げても、途中で使えなくなってしまったり、またステージが進むと最初からもっとレベルの高い武将が出てきたりして、なんだかなあ……と思ってしまう場合も多いのです。
そういう意味でも、効率よく武将を育て、貴重なお金を無駄遣いしないためにも、やっぱり攻略本は重要ですね。本当にお金がたまらない、とてつもなくビンボーなゲームなんですよ〜〜(笑)。
五丈原以降はまったく架空のシナリオになりますが、ほんとによくできているゲームだと思います。
あは〜〜。久しぶりに、ゲームに燃えた数週間でした。
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