胸の奥からあふれ落ちる想いのしずくを紡ぐ。
しずくはやがて言の葉になり、
言の葉は男たちの夢を語る歌となる――。
◆夢のあとさき (総司と歳三の夢見る頃を過ぎても…な日々) | |
●翠雨の頃 文久二年四月。多摩に出稽古に来ていた総司は、歳三の許婚 お琴と 出会う。 ●夏 宵 夏風邪は、うつるとひどいんですよ(笑)。 ●初 雪 京で迎える二度目の冬。初めての雪に、総司ははしゃいだ声を上げる。 去年と違うのは、お前に病の翳がさしていることだった。 ●私が笑っていられるのは 山南が死んで、沈んでいた総司を、土方は花見に誘う。舞い散る桜の 花びらの下で、総司が気づいた大切なことは……。 ●散り椿、雪に咲く 新選組が京を去る最後の夜。白い雪の上に咲く真紅の椿。 ●花散らし たとえ嵐に花が散り果てても、花の命は生き続ける。 ●今日という日を 五月五日。誕生日が来ると、土方は総司の笑顔と柏餅を思い出す。 |
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◆恋しくて… (恋人はタイムトラベラー?) | |
●平助くんと私の六十日間 [1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [エピローグ] その夜、「平助くん」が私のベッドの上に落ちてきた――。 新選組が大好きな女子大生 花梨と、現代にタイムスリップした藤堂平 助の、ちょっぴり切ないラブ・ストーリー。 ●世界で一番幸せな私 (平助くんと私の六十日間 番外編) 4周年記念SS。花梨には、平助くんの眸子の中に星が見える。 ●帰 郷 [1] [2] [3] [4] 花梨と平助の里帰りエピソード。ラブラブで甘々な小ネタ集(笑)。 ●願い(平助くんへ…) 5周年記念の走り書きSS。花梨はそんなに強いコじゃないよ;; ●その笑顔を抱きしめて 平助くんにはまぶしい夏の日差しが似合う。その笑顔は満開の向日葵 のよう。あざやかで、まっすぐで、温かい――。 |
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◆浅葱色の風 (新選組な人たち…を描く短編集) | |
●空が何処までも青いのは 池田屋で傷を負った藤堂と、喀血した沖田。それぞれに痛みを抱えなが ら、夏の空を見上げる二人。 ●存在理由 −私のいる場所− [1] [2] 互いに相手のことが分かりすぎて、かえって余計な気を遣い合ってしま う土方と沖田。斎藤には、そんな二人が滑稽でほほえましく、ほんの少 しうらやましくもあった。 ●花葬 −わかたれた道− もう散りかけの桜を見に行こうと、原田は藤堂をさそう。永倉も交えた宴 の席には、近づく別れの予感があった。 ●想いあふれて 会津へ向かうことになった斎藤は、病床の沖田を訪ねた。そこで、彼が 沖田から託されたものは……。 ●君がこんなにも愛しいのは (薄桜鬼二次創作) 羅刹になった藤堂を支えたのは、ただ千鶴のために生きたい、という願 いだった。 ※平助イベントのために、マゴムギさんが描いてくださったイラストと のコラボ小説です。(^^) ありがとうございました〜。 |
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