いにしえ・夢語り物置小屋駄文の部屋

イヅモ戦記
  −タケルとスサノオの物語−


◆登場人物紹介

タケルノミコト(21歳)
イヅモの若き王。14歳で父王の跡を継ぎ、同族の争いと反乱を収めて王位に就く。イヅモの民の中には、ときに超能力とも呼ぶべきサイキックパワー(精神感応、念動力、予知能力など)を持つものが現れたが、タケルは特に強大な精神力と超能力の持ち主だった。冷静沈着で、強い意志を持った、理想的な指導者である。

オロチ オロチ(23歳)
タケルの妻クシナの姉。幼い頃に盗賊にさらわれ、盗賊団の首領として成長する。討伐にきたタケルと死闘を演じた後、その高潔さに心服し、無二の親友となる。男装し、武将としてふるまっているが、優しい心を持った女性。表には出さないが、タケルに対しては友情以上の思いを抱いている。

クシナ(18歳)
タケルの妻。オロチの妹。予知能力、さらには秘められた巨大な力を持つ。タケルを心から愛しており、スサノオに憑依されたタケルに対しても献身的な愛を注ぐ。

オオナムチ(54歳)
タケルの父王の代から仕え、不敗将軍と称えられた知勇兼備の将軍。イヅモ軍の総帥。

タケミナカタ(26歳)
オオナムチの息子。豪放磊落、タケルのためには死もいとわない剛勇の武将。

スクナヒコ(75歳)
イヅモの最高位にある神官。8人いる長老の筆頭でもある。精神感応(テレパシー)、瞬間移動(テレポート)能力を持つ。


スサノオ(17歳)
アーマの王子、アマテラスの弟。並外れた憑依能力を持ち、常にアーマ軍の先鋒として戦ってきた。人間としての感情を持たず、任務の遂行だけを考えている冷徹な戦士。

アマテラス(年齢不詳)
アーマの女王。不老不死の絶対的存在。他の星の住人と共存することを認めず、破壊と殺戮を繰り返してきた。アーマの頂点に君臨し、その命令は絶対である。

ニニギ(37歳)
アーマ軍の総司令官。アマテラスの命令を忠実に実行する冷酷非情な軍人。世の中のすべての存在を憎んでいるニヒリストである。

フツ(58歳)
ニニギとともに実質的にアーマ軍を統率している参謀。老獪なニニギの腹心。新種である彼にはサイコバリアは役に立たない。アマテラスとスサノオの連絡役を務める。



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この物語について
物語の概要(要するにあらすじ…笑)
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